私のまなざし
児童精神科医の佐々木正美先生といえば『子どもへのまなざし』でご存じな方が多いのではないでしょうか。
先生の穏やかで優しく強い姿勢が私は好きです。
佐々木先生の考え方にも大きく影響を受け、購入したり図書館から借りながら妊娠期からいままで読んできました。
- 子どもへのまなざし (福音館の単行本)
- 福音館書店
- 本
・・・なーんて言っておきながら、新しいものはしばらく読んでおらず、最近は家にある本をときどきパラパラと読み返す程度でした。
そんななか、久しぶりにこの間図書館で本と目が合って手に取ったのがこの本。
- この子はこの子のままでいいと思える本
- 主婦の友社
- 本
これは読書中にメモした一部 ↓
①穏やかに
②繰り返し言って聞かせて
③できるようになるまでゆっくり待ってあげる
子育ての基本に立ち返った気がしました。
そうだ、この姿勢でいなくてはと。
昔、私が子ども時代だった頃、私は母によく叱られていました。
けれども、いくら記憶を辿っても、なぜ叱られたか、なにがあって叱られたかは一切記憶にありません。
記憶にあるのは当時の心境だけです。
恐くて怯えて、早く終わらないかとただただ願う自分。
それだけ。
毎回叱る度に感情をぶつけたところで無意味なんですよね。
(母は母で必死でしょうがなかったし、いまはむしろ当時のそんな母を抱きしめて労わってあげたいとすら思います。)
冷静に優しく淡々と。
それを心がけたいものです。
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