主婦の日常

” 楽しいをつくる ” を目標に、子どもを二人育てる30代主婦が日々感じたことを書いています

今年の抱負

明けましておめでとうございます。
我が家は食い正月でばくばくと家にあるものを次から次へと食べております。


ところでみなさん、
年初めの抱負って考えているものなのでしょうか。


私はどうしようかとうだうだ考えているうちに一年が終わってしまうタイプです。今年はそんな自分を打破すべく、このブログに残したいと思います。


でんでけでん~
私の今年の抱負は・・・


” 学ぶ × 行動 ”


子どもたちのことも自分のことも興味関心や疑問に思ったこと、悩んだことがあれば積極的に学び、それを行動に繋げる年にしていきたいです。(わざわざ目標に掲げるまでもない当然のことのような気もしますが。)
私がピンときた人の思考を学び取り入れ、それを行動に移して自分のものにしたいなぁと思っています。


両輪を動かさなくても、学ぶだけ、とりあえず動くだけ、でもいいかなと。


いい一年にしたいですね。


無風で全然凧が上がりませんでした(;'∀')

今年の漢字『変(化)』



更新が開いてしまいましたが、つづき。


4-5月:自粛期間
3月末から引き続き、長男の幼稚園もお休みで、家族そろって家にこもった二カ月。みなさんはどのように過ごされていたのでしょうか。
振り返ればあっという間で、なにをしていたか具体的に思い出せないくらいです。家か公園か神社・寺のどれかで毎日過ごしていました。子どもたちにとってはよかったようで、終始穏やかな顔をしていたように思います。


6月:自粛明け
長男の幼稚園が再開して年中組に上がり、夫も仕事が戻り、以前のようにとはいかないまでも、少しずつ生活が戻ってきたころ。
長男は生活の変化に慣れず、「いきたくない」の言葉にとても焦った記憶があります。自分ではどうしようもできず、周囲に相談し、ある方の「行きたきゃ行かせればいいし、行きたくなければ行かさなくていいんじゃない」の言葉がすっと心の中に入ってきて、とりあえずは幼稚園の登園を週3日に減らしました。どうかなと思いきや、笑顔が戻り、楽しそうに過ごしている様子でした。フレキシブルに対応することを息子から学びました。


7月:次男の成長
下の子が1才4カ月になって寝る時間が短くなり、7月はだんだんと公園でも遊ぶようになってきたころだったかと思います。
長男が幼稚園へ行っている間、公園へ行かせるようになりました。これがまぁ、楽しくて可愛くて。長男のときは泣いたり脱走したりするあの子と格闘していた記憶しかないので、こんなにも落ち着いて一緒に遊べるなんて思ってもみず、義母からいただいたアンパンマンのカートに乗せてよく公園へ行っていました。楽しかったなぁ。


8月:夏休み
コロナもあり、そんなに遠出はしませんでしたが、私の実家や夫の実家、水族館(長男と私だけ)などよく出かけていました。
長男が私の指示をこの時期あたりから聞くようになり、子育てがだいぶ楽になってきた時期っだったように思います。(以前は歩かないし会話は難しいしで子育てに苦戦していました)
それもあり、写真を見返すと楽しかった記憶しかないです。子どもたちを心から可愛がる余裕が出てきた8月でした。


9月:充実
去年2019年9月は、初期ですが癌を宣告され、どん底にいました。子どもは3人目も授かりたかったですし、女性器(卵巣と子宮)をすべて失うことで、私のアイデンティティまで失われるような気持ちでした。
なのに、今年は振り返るとキャンプやらなにやらとにかく楽しい時間を過ごすことができ、充実していました。
長男が歩くようになったので、長年(なんと5年!)使用していたベビーカーとようやくお別れできたことも嬉しかったです。


10月:充実2
長男の七五三の前撮りをした月でした。
長男はじっとしていられないため、着物を着られるかすらあやしかったのに、着物に興味を示し、撮影することができました。
久しぶりに夫の友人夫婦と会ったのもこの月でした。
毎日子どもを追いかけ回して、渦中はとても大変なのに、振り返ると楽しいことだらけでなんだか不思議な気分です。


11月:今年のメイン!
七五三、夫とデート、子どもたちを連れて水族館(私と子どもたち)、ピクニック、長男の幼稚園参観などこれまた楽しかった記憶しかなく、充実していました。
母として、子どもたちへの対応がようやく慣れてきたのかもなぁとも思います。長男に感情的になることも格段に減り、子どもたちももちろんですが、私自身の成長も感じます。


12月:日常
コロナでまたあまり外に出られず、でも淡々と過ごした月が12月でした。
長男の幼稚園登園中に次男を連れて行く公園を変えたら、顔をよく合わせるママさんにも出会い、少し話すようになりました。
特別ママ友が欲しいというわけではないけれど、いままで全くこうした機会がなかったので、嬉しく思いました。児童精神科医である佐々木正美先生曰く、ある程度の年齢を超えると子どもは子どもたちの中で育つそうです。友だちうんぬんは意識しないまでも、来年はこうして交流できる機会を増やしたいなぁと思います。コロナ渦でできるかなという不安は残りますが。


☆ ☆ ☆


長男の出産後からずっと暗闇の中にいたのですが、ようやく変化の兆しが見えてきたのが今年でした。長男が療育に通い始めたことが大きな節目だったように思います。


寝ないし、歩かないし、言うこと聞かないし、4才半過ぎても会話はほとんどできないし、すぐに暴れるし、泣くし、脱走するし、ずっとずっと大変だった長男の子育て。どう接してあげたらよいのか分からず、長男自身にも大変な思いをさせてしまっていました。私じゃなければもっと幸せにしてあげられたのかなと何度思ったことか。
そんな中、今年療育に通い始めたこと、そしてその中での長男の頑張りによって少しずつ変化の兆しが見えてきました。いまでは会話のようなものが少しでき始め、癇癪を起こすことはもうなく、手を繋いで歩けるようになりました。ありがたいことです。


長男の子育てを通じ、誰かに助けを求めること、そしてその都度その都度最善の選択肢を決めること、人とは比較しないこと、そんなことをいまも学んでいます。


次男はというと、いまのところ、次男は平均的な成長で平均的な子育てを私に味わわせてくれています。きっと、これから次男からも学ぶことがあるでしょう。次男からはなにを学べるのか、とても楽しみです。


ようやく楽しくなってきた子育て。
来年も限りある子どもたちと一緒の時間を大事に過ごしたいと思います。


みなさま、良いお年をお迎えくださいませ。


2020年3月・一歩また一歩

我が家の今年の3月といえば、長男の幼稚園年少組の修了式と療育開始でした。


みなさんは” 療育 ”をご存じでしょうか。
療育とは、簡単に言えば子どもの成長に合わせた発達支援のことです。発達の遅れや発達障がいのある子どもたちがより自立した生活を送れるよう、大人の手を介して成長を促します。


いま思えば、もっと早く始めればよかったと思えるのですが、療育を開始するまでには葛藤がありました。
息子は明らかな障がいが見られるわけではないですし、息子なりに息子にあったペースで成長しているように見て取れたため、どう対応したらよいものかと戸惑っていました。


けれども、保健センターの検診の度に引っかかる息子。そして、公園などに行っても馴染めない息子を見ると支援が必要だと次第に感じるようになり、療育に踏み切りました。


いまの時代、療育は無償で受けられますし(とはいえそれは今年からだったと思いますが)、もっと気楽に踏み切ればよかったと思います。


( ※ もし過去の私のような人が目の前にいらっしゃったならば、本心では療育を薦めたいと思いつつも、その方には「いろんな選択肢を考えて納得のいく方法を探してください。」と私は言うでしょう。
なぜならば、それまでにおそらく子育ての中で沢山傷つき、葛藤し、いまがあると思うからです。そんな親御さんに気軽に声を掛けるなんてできません。子どもたちももちろんですが、まずは親御さんのケアが必要だと私は考えています。)


3月は、1月とはまた異なった一歩を踏み出した月でした。


 ↓ 近所の公園で3月に見た桜

2020年2月・ごたごたあわわ

年々、一年過ぎ去るのが早く感じるのですが、みなさまはいかがでしょうか。


今日振り返るのは2月。
自粛期間前の出来事です。


次男の誕生日会、父の誕生日会、動物園、浅草、幡野広志のことばと写真展等他にもいろいろあったのですが、私のこの一年でトップ3に入るであろう出来事がありました。


それは、母の家出。


しかも1カ月!!!
母は父の誕生日会に一度顔を出しましたが、3月まで帰ってきませんでした。


いまとなれば笑い話ですし、もう何事もなかったかのように二人で暮らしているので、そんなこともあったな~なんて思えるのですが、当時は両親のケアに奔走しました。毎日気が気でなかったです。1カ月長かったなぁ。


まぁでもこれを機に、父だけでなく私も母に頼り過ぎていたことも反省したので、母には感謝しています。ちなみに、母はその一カ月の間毎日遊び回って忙しかったそうです。30年以上頑張ったご褒美だと思えば、一カ月なんて短いかもしれませんね。


自分の人生は自分のもの。相手へのリスペクトの気持ちは忘れずにいよう。やらなければならないことはやりつつも、生きたいように生きよう。面倒でも言葉にして話し合おう。


母を見て、そんな風に思いました。


↓ 父の誕生会終わりに寄った公園の桜

2020年1月・別れと始まり

みなさまは、今年一年どんな一年でしたか?
私は一瞬でこの一年が過ぎ去ったように感じています。


……う~ん、でも、なんだかそれって寂しいような、虚しいような。なので、今日から30日までひと月ずつ振り返り、31日には来年の目標を記したいと思います。


今日振り返るのは<1月>


夫の実家で年明けを迎え、その帰りには夫の職場近くの神社にお参りしました。この状況下だと、あれだけな並んでいた参拝待ちの列が信じられないです。よくも悪くも、一瞬で世界は変わるものなのだといまはそう思います。よい方向に変えていきたいものです。


1月7日からは二週間入院していました。
初期の卵巣癌による卵巣と子宮の切除手術で、なんとも言えない年初めの出来事でした。まぁでも、子育てや家事のないありあまるほど時間がある日々はとても気楽で、自分を見直す時間となりました。


月末、ようやく息子をお迎えに行けるようになったときに見つけた葉っぱです。かわいい。応援されているような気がしました。


長男の初めてのお遊戯会もありました。
それを見て夫婦で泣くっていう(^-^;
親ばかですね。


☆ ☆ ☆


写真には載せませんでしたが、1月2日に長男と二人きりで動物園に行ったりなんかしています。いまでは予約もマスクもなしに思い付きで行くだなんて信じられません。


そうそう、病気を機に10年以上付き合いのあった友人との関係も見直しました。しかも二人も。信頼していたからこそこれは辛かったです。


当たり前なんてことはなに一つないですね。
私にとっては別れと始まりの1月でした。